まずはレクリエーションの知識やテクニックを蓄える!
重要とは理解しているが
「レクリエーションは認知症予防にも大切なもの」「レクリエーションは介護予防に重要なもの」などなど、レクリエーションは重要なものであることはよく耳にしますよね。ですから、介護にとってレクリエーションが大切なものであることを理解されている人がほとんどでしょう。でも「毎日のレクリエーションなのでもうネタがない」「上手に盛り上げることができない」と悩む人もたくさんいます。
この悩みを解消してレクリエーションに力を入れている施設で働くためには、知識やテクニックを蓄えておくことが重要です。知識を蓄えるためにまずはネタをたくさん知る。テクニックを蓄えるために、反省して次のレクリエーションを行う。この2つを押さえることが大切です。まずはネタをたくさん知っておくために、仕入先を教えます!
ネタの仕入先
レクリエーションのネタを探す際におすすめなのが「介護レク広場」です。介護レク広場には、日々のレクに役立つアイデアや素材、動画などが多数掲載されています。素材の多くは無料で使用できるうえ、サイト上の画像をダウンロードするだけで使えるという手軽さが魅力です。塗り絵や切り絵といった創作レク、計算や習字といった知的好奇心を刺激するレクなど、さまざまなものをラインナップ。行いたいレク名や目的から検索できる便利さも、人気の要因でしょう。
また、レクリエーション介護士や吉本興業所属のタレントによる、レクリエーション代行サービスも提供しています。これらのサービスの魅力は、施設職員の方によるネタ探しや事前準備が一切不要だということ。多忙な介護士さんにとって、良き支援となるでしょう。
次にネタの仕入先としておすすめするのが、公益財団法人日本レクリエーション協会が運営している「レクぽ」というサイトです。介護や福祉、保育や教育、スポーツなどさまざま分野でレクとして活用できる、あそびのコンテンツを分野別に掲載。用意するもの、レクの進め方、ポイントなどが詳しく説明されているので、初めてレクの考案に携わる方から、経験豊富な介護士さんまで幅広くお役立てできます。また、レクのアレンジや効果的な声かけも具体的に紹介されており、質の高いレクサービスが期待できるサイトです。
なお、同協会では、レクリエーション運動を推進する専門指導者「レクリエーション公認指導者資格制度」を設け、その普及も図っています。3時間程度の講習で、レク支援のエッセンスや楽しく身体を動かすレク活動を習得できる人気の資格制度です。介護士さん自身のスキルアップ、施設利用者さんへのレク実施のため、併せてぜひお役立てください。
テクニックをつけるための反省
介護のレクリエーションだけに限らず、知識やテクニックを自分のものにするためには、反省を活かすことが大切です。反省を活かすには、PDCAサイクルを回していくことです。PDCAとは「Plan」「Do」「Check」「Action」を指し、計画を立て、実際に行い、行った結果を確認し、改善することを意味します。
レクリエーションの計画を立てて、開催するのは誰しもが行っていると思います。しかしなぜその結果になったのかを追求して、どう改善すべきかまで考えていますか?していないという方はぜひ行ってみてください。ネタが悪かったのか、進行が悪かったのか。ではそのネタをどう変えるべきなのか、進行で食いつかせるにはどうすべきなのか。これらの反省がレクリエーションのテクニック向上につながりますよ!
レクリエーションに興味がある人へ
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レクリエーションの目的ってなに?
レクリエーションには単純に「楽しむ」ということ以外に、様々な目的があります。効果を最大限に活かすために、どういった重要な役割があるのか改めて確認しておきましょう。
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