レクリエーションをするときに注意したいこと
安全面への配慮は何より優先
レクリエーションを行う際の安全面への配慮は、最も優先度が高いものですよね。日常生活機能を維持したり、改善したりするための目的もあるレクリエーション。この目的を達成するために行ったはずが、怪我をしてしまって動きにくくなり、日常生活機能が衰えてしまったなんてことになれば、本末転倒もいいところです。
レクリエーション成立の前提となる安全面に配慮するためには、身体状況に合っているものかどうかを十分考えましょう。立っていることが不安定な状態の利用者さんがいれば、椅子に座った状態で行えるレクリエーションを考えると良いです。座ったまま行えるので転倒防止などにつなげられます。
参加は利用者さんの意思で
レクリエーションの注意点に、「無理に参加をすすめない」ということがあります。誰だって嫌なものに強制的に参加させられるとストレスになりますよね。利用者さんも同様に、レクリエーションをやりたくないと感じている時に、無理やり参加を求められるとストレスになります。さらにこのストレスによって、レクリエーションの場から遠ざかってしまうことも考えられます。
頭では理解していても、利用者さんのために必死で考えたレクリエーションを拒否されると、心が折れそうになることもありますよね。だからといってこちらの気持ちを押し付けずに、個別レクリエーションや、好きなレクリエーションの時に参加してもらうようにしましょう。
自尊心を傷つけないように
レクリエーションの内容や利用者さんの個性によっては、参加して自尊心が傷ついてしまう利用者さんもいます。折り紙づくりや合唱などが、幼稚園の子どもが取り組むような内容だと思い、参加することに抵抗を感じる人がいます。また、勝ち負けが決まるゲームでは、負けた側が傷ついてしまって心に悪影響を与えることだってあるんです。レクリエーションではできる限りの配慮で自尊心を傷つけないように心がけましょう!
孤立しないように気をつける
レクリエーションは必ずしも利用者さん全員が輪の中に入れるとは限りません。特に新規の利用者さんが初めて参加するようなケースでは、輪の中に入りづらいことが考えられますよね。初めて参加した際にレクリエーションで孤立してしまうと、今後参加したくない気持ちになってしまうことも。できる限り既存の利用者さんとの壁をなくせるよう、名前や年齢などの基本的な部分から聞いていき、仕事の話や生まれた場所の話などを引き出すことを意識しましょう。
レクリエーションに興味がある人へ
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レクリエーションには単純に「楽しむ」ということ以外に、様々な目的があります。効果を最大限に活かすために、どういった重要な役割があるのか改めて確認しておきましょう。
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