人気のレクリエーション:脳トレ編
頭を使う脳トレレクリエーション
頭を使った脳トレレクリエーションの大きな目的は、認知症予防です。レクリエーションを通して脳トレを行い、脳の活性化や記憶力の向上につなげます。継続して脳トレを行うためには、利用者さんが楽しめることが大切です。認知症予防や脳機能の向上ばかりに意識が集まると、勉強のようになってしまいつまらなくなるのも納得できますよね。
だからこそ!ゲーム感覚で楽しめることが大切なんです。脳トレレクリエーションは「楽しんでもらうためにはどうすれば良いのか」を意識しましょう。
楽しんでもらうために意識したいポイントは「自信がつく難易度」「問題自体が楽しいこと」の2つ。自信がつく難易度については、難しくて解けないような問題ではどうしてもやる気を失ってしまいます。そのため「少し考えると答えられる」くらいの難易度を個別に設定をすると良いです。そして問題自体が楽しい脳トレについて、人気の高い脳トレレクリエーションを紹介しますので参考にして考えてみてください。もちろんここで紹介した内容をそのまま行ってもOKです!では早速紹介していきます。
瞬間記憶
画用紙にひらがなやカタカナなどで適当に5文字を書き、利用者さんにその画用紙を何秒か見せて記憶してもらいます。そして覚えてもらった画用紙の文字を利用者さんに発表してもらうレクリエーションです。利用者さん個別で能力が異なりますので、できる範囲で秒数の調整を行うと楽しみやすくなりますよ。
後出しじゃんけん
指先の運動は脳の活性化につながるため、じゃんけんで指を動かすことは脳トレになります。後出しじゃんけんでは、あらかじめグーチョキパーを出しておき、勝ち負けの条件を設定して後出ししてもらいます。例えば「グー」を出しておいた場合、「勝ってください」の条件であれば「パー」を出してもらうなどです。指先の運動と脳トレを組み合わせています。
文字の並べ替え
ホワイトボードや画用紙などに、5文字前後の単語をひらがなやカタカナでバラバラにします。「たいよう」を単語に設定するなら、「いうよた」などでバラバラにしておきます。そして単語になるよう利用者さんに並べ替えてもらうレクリエーションです。スムーズに回答できる利用者さんには、文字数を増やしたものにも挑戦してもらいましょう!逆に、なかなかできずにいる利用者さんには、文字数を減らしたものを用意すると楽しみやすくなるはずです。
しりとり
しりとりは脳トレの中でも応用が効くので、様々なルールを加えて楽しんでもらうことができるはずです。「海にいる生き物だけ」などの条件を加えると、より効果的な脳トレになりますし、楽しんでもらいやすくなると思います。
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